こんにちわ、須永 賢太です。
今回は私の今までの経験から動画制作の仕事内容がどういったものか
みなさんにお伝えしようと思います。
私は 2019 年から本格的に動画制作を仕事にし始め、現在は動画制作の
コミュニティを運営するなかさまざまな依頼を受けています。
撮影から動画編集の流れ|全体
こちらが企業・個人関わらず制作スケジュールをまとめたものです。
成果物を求められる他の職と基本的に変わりません。
撮影から動画編集の流れ|各論
クライアントと打ち合わせ
まずはじめに、依頼していただいた個人・企業担当の方とお会いして
撮影内容等の主旨を伺います。この時点では細かく詰めるわけではなく、
双方の意図や状況を整理する程度です。
この際にある程度予算感を把握し、概算見積もりを提案します。
コンセプト・スケジュールのすり合わせ
いただいていた概要をもとに後日撮影スケジュールや納期、コンセプトを
すり合わせます。
思い描く完成図を統一させる意味で実際の撮影や編集よりも最も重要な時間です。
あいまいなまま撮影に入ると最後の最後でズレが生じます。
「これでもか!」というほど念入りな構成を立てますし、連絡も密にとります。
逆に言えばミスマッチが発覚するのもこの段階が多いです。
先方は「〇〇ができると思っていた」としても、いざ蓋を開けてみると違っていた、というのはよくありますね。
撮影
企業の場合コンセプトが固まっていてロケーション等も決まっていることが
ほとんどなので問題ありませんが、個人の方であればその場で自由に
撮影することもあります。天候にも左右されることがありますし、
できるだけ万全な体制で撮影に臨みます。
編集
編集の順序は大きく以下の通りです。
・撮影したデータを揃える
・不要な部分のカット編集
・カラー調整、テロップ入れ、BGM挿入
・書き出し
納期が迫っている場合は編集にあまり時間がかけられないことがあります。
使いたい演出もできないことがあるので、はじめは100点の編集はせず、
60〜80点でとどめます。仮納品した際に再度構成を考えた結果、
大きく修正が必要になるおそれがあるからです。
仮納品
仮納品はある程度余裕を持っておくといいです。
進捗報告・構成の再確認の役割もあるので先方も安心できます。
修正・納品
最後の微修正を加えて、納品です。
おわりに
いかがでしたか?
動画制作において先方とのコミュニケーションは
かなり重要です。納期やコンセプトで細かい受注内容は変わりますが
概要だけでもつかんでいただければ、これから仕事に結びつけたい
という方の参考になるのではないでしょうか。
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