【映像の歴史】すべての動画制作者が知っておくべき5人の発明家

現代は映像の世紀と言えます。

映画やテレビから始まり、さらにはインターネットの誕生によって

動画産業は今後も拡大し続けることが予想されています。

しかし、映像の歴史についての知識を持っている方は多くはないようです。

本記事では、今の時代だからこそ人に自慢できるような

動画制作者が知っておくべき5人の映像の歴史の重要人物を紹介します。

 

映像(ムービー)の歴史

まずは映像の歴史についてです。

現代ではテレビやネット動画などざまざまな映像ジャンルが存在しますが

その誕生や出自のさいのストーリーが明らかであるという点において

「映像」は歴史にも珍しい表現ジャンルです。

カンヌ国際映画祭代表であるティエリー・フレモーもこのように言っています。

 

「絵画や彫刻の起源を知ることは叶わないかもしれません。

でも、映像がどこで始まったのかは明らかです」

 

それではフレモーのいう映像の歴史とはどう言ったものでしょう?

「映像」を作った5人の発明家たち

映像の歴史をさかのぼると、たくさんの科学者や芸術家たちが

何らかの形で関与しています。

  • ピーター・マーク・ロジェ
  • ジョゼフ・プラトー
  • エミール・レイノー
  • トマス・エジソン
  • リュミエール兄弟

有名な発明王トマス・エジソンが映像の歴史に関わっているという事実は

電球ほどには知られていません。

 

「映像の発見者」ピーター教授

ピーター・マーク・ロジェはロンドン大学で生理学を研究していました。

彼の発見した重要な事実は

「人間の視覚には残像という現象が起こる」ということです。

私たちの頭の中に届いた映像のイメージは、次の映像が

やって来るまでの間は保存され

次の映像が重なることで動きを感じ取れるようになります。

つまり映像の基礎的な原理を発見したということです。

映像とはつまり「連続した写真」です。

映像制作を行う方ならば知っている方も多いと思いますが

1秒間に何枚の写真(コマ)が使用されているかをFPS(フレームレート)

という言葉で表現します。

(フレームレートについてもっと知りたいという方は過去の記事にまとめたので是非ご覧ください)

今でこそ当たり前の話のように聞こえますが

この時に人類は初めて「映像の可能性」を発見したとも言えます。

数学者プラトーの「円盤」

ジョゼフ・プラトーはベルギーの数学者でした。

彼は具体的に「コマ送り」の技術を開発したと言われています。

1832年ごろに彼が発明したものが

「フェナキスティスコープ」と呼ばれるものです。

原理としては、まずはじめに鏡に円盤を写しておきます。

そして円盤を回転させながら一部にあるスリットを通してのぞくと

絵が動いて見える…というものです。

まだまだ古典的な形に見えますが、これも映像の進化の過程です。

絵がひと繋ぎに流れて見える仕組みは、まさに「コマ送り」の概念ですね。

「映像の父」エミール・レイノー

フランス人のエミール・レイノーはフランスの発明家です。

スクリーンにコマ送りの映像を映し出す「投影機」を発明しました。

まさに「映像の父」ですね。

その原理としては「プラクシノスコープ」と呼ばれる

内側に絵を描いた円盤を(これも彼が発明しました)回転させ

フィルムのようにスクリーンに流しました。

時代は1882ごろのことです。

これでグッと現代人の想像する「映画」のようになりました。

実際にエミール・レイノーは世界で最初の映画とされるフィルム映画

『一杯のビール』も完成させました。

レイノーは発明家であり、芸術家でもあったわけです。

「発明王」エジソン

トマス・エジソンは解説の必要もないアメリカの天才発明家です。

創作意欲に旺盛で、電球をはじめとした発明をしますが

映像においても、エジソンは重要な発明をしています。

それが「キネトスコープ」です。

別名「のぞきからくり」とも呼ばれています。

その名の通り、スクリーンに映像を流す「投影機」ではないので

一見するとエミール・レイノーの時代から退化したように見えますが

重要なのは、絵(アニメーション)ではなく実際の写真を使用できた点です。

これにより現在の映画の形により近くなりました。

「映画の父」リュミエール兄弟

さいごはフランスのリュミエール兄弟です。

1895年にオーギュスト・リュミエールとルイ・リュミエールは

映画「シネマトグラフ」を開発しました。

スクリーンに映像を映し出すものです。

エジソンのキネトスコープはまだ「動く写真」でしたが

これは初めて映画と呼べるものでした。

この年の12月28日(現在、映画の誕生日とされています)に

パリのグラン・カフェで

この兄弟は「シネマトグラフ」を見せてお金を取るビジネスを行います。

これが現在の「映画館」の始まりとされています。

さいごに

映像作品の誕生に関与した5人の人物について紹介しました。

最初期では「動く絵」から始まり、徐々に「映像」となっていったのですね。

 

あらゆる映像作品のなかでも「映画」が

一番さいしょに作られた映像ジャンルであることも

興味深い点です。

映像作品がより、みなさんの中で身近になっていただけると幸いです。

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