動画編集は一度やり方をつかんでしまえば比較的誰でもできる参入障壁が低いジャンルです。
競争の中を攻略すれば収益を上げやすい業態ですが、逆に当たり前のことができないと長続きしなかったりします。
今回は動画編集に向いている人と向いていない人の特徴を深堀りしながら流動的な市場の行方を考えます。
▼記事の内容
- 【保存版】動画編集が向いている人の特徴
- 向いてない人の改善方法
- 【まとめ】センスは後から磨ける
それでは早速見ていきましょう。
【保存版】動画編集が向いている人の特徴
向いている人の特徴は以下です。
- PDCAを回せる人はかなり向いている
- 細かいチェックができ、コミュニケーションがスムーズにできる人
PDCAを回せる人はかなり向いている
アナリティクス(分析ツール)を解釈して、改善策を提案できる人はクライアントから好まれます。
編集者は編集だけで終わってしまいがちです。本質的には動画を公開したあとの効果測定が重要であるはずなのでそこまで責任を持ちきれると長期的目線で重要なポジションにつけるかもしれません。
細かいチェックができ、コミュニケーションがスムーズにできる人
当たり前といえば当たり前なのですが、ここが一番重要なんですよね。
なぜここができない人が多いかというと、相互の情報不足から起因していることが多いです。
クライアントからしてみたら
「こんなイメージだったのに!」
「ここまでできると思ってたに」
という頭の中に合った期待する状態とずれているわけです。
編集者からしてみたら
「これは普通修正しないでしょ!」「これはできないでしょ!」
といった思いがあるかもしれませんが、クライアントには2割くらいしか伝わっていないと考えたほうが良いですよ。
動画編集者に向いていて実際に活躍する人は事前打ち合わせから途中経過報告まで、手を抜かずにやりきっていますよね。
向いてない人の改善方法
続いて向いていない人の特徴ですが、結論改善可能です。
どのように改善するか合わせて解説します。
- 動画が好きじゃない人
- 細かい作業が苦手な人
- +アルファの価値提供をする気がない人
上記を解説します。
動画が好きじゃない人
そもそも動画が好きじゃない人は続きません。
編集者としてなんとか業務がこなせても愛がなければいつまでたってもスキルも向上しなければ、クライアントを魅了するような印象を残せないからです。
逆に稼ぐ領域にいない人でも動画好きな人は話していればわかりますね。「あ、この人ほんとに好きでやっているんだな」と相手に伝われば目に見えない信用につながるので、その後長期的に案件をいただくこともできます。
どんな人に案件を出したいか、とクライアント目線に立つとわかりやすいですよね。
動画が好きじゃない人は動画を無理に好きにならなくていいので戦略を変えるといいです。具体的には自分が好きな商品を売る、とかですね。
https://start-meet.club/columns/2021/07/5949/
↑で詳しく解説していますが、今後の潮流として動画編集を請け負っているだけでは難しいので自分で商品を持つのが一番です。
細かい作業が苦手な人
作業が簡単といっても細かい修正や指示はよくあります。
なので、大雑把な人は指摘回数が多くなり、次第に嫌になってしまうことが少なくありません。
僕はここがとても苦手で、
「もう少し先に言って欲しいな・・・」
としょっちゅう思ってます。
なので、仕組みから変える方に意識を持っていくといいです。
わかりやすいのは修正回数を制限したり、追加の修正費用を設定しておくことですね。最初の契約でお客さんとのやりとりは綿密に行っておきましょう。
+アルファの価値提供をする気がない人
動画編集者の母数が多くなっているので、「ある程度編集ができる人」は埋もれてしまいます。
その競争の中で生き残るためには、少しでもいいので動画編集以外の何かで価値提供をする必要があります。
「え、そんなのできない」と思う方も心配なしです。
意外と普段の何気ないことをしっかりとできるだけで価値提供できるのです。
細かい進捗報告や改善提案など、クライアントは多くを望んでいるわけではないので業務をスムーズにできる、信頼できると思える人を望んでいます。
【まとめ】センスがなくても後から磨ける
いかがでしたか?
正直僕も動画編集をやっていますが、苦手なこともあります。
ただ、苦手だからといってやめたほうがいい!というわけでは全くなく、苦手なことがわかってからがスタートです。マイナスをゼロやプラスにするのは時間がかかるので仕組みから見直すことで改善点が見えてくるでしょう。
よく「美的センスがないから動画編集は無理かも・・」と思われていますが、動画や写真などは正直センスよりも学習が重要です。
動画編集が向いている人の特徴からわかるように、後天的にスキルを磨くことはできます。失敗を恐れずにチャレンジしてみるといいですよ。