【検証】咳に対してアロマオイル(精油)は使える?|薬剤師が解説

あろま

喉を痛めやすい・咳をしやすいといった体調の変化は環境や体質によって移り変わります。少しでも日常生活で工夫できることがあれば実践したいところです。

アロマテラピーは精油(アロマオイル)を使い種々の症状に対して民間療法として扱われることが多くなりましたが、咳を鎮めることはできるのでしょうか?

▼記事の内容

  • 1.【検証】咳に対してアロマオイル(精油)は使える?
  • 2.呼吸器系症状に対するアロマテラピーの考え方|僕もこうして使っている
  • 3.【まとめ】風邪をひきやすい季節は精油を使ってみる

この記事を書いている僕は薬剤師歴6年でして、エッセンシャルオイルショップにて商品開発等をしています。

この記事を読めばアロマオイルへの理解が深まり適切に使用することができます。

 

【検証】咳に対してアロマオイル(精油)は使える?

結論、アロマオイルが咳に対して有用性を示す根拠(データ)は見つかりませんでした。

アロマテラピーの領域もまだ検証されていないことが多いので、単純にデータ不足が大きい印象です。

ここまでご覧になった方は「え?でも咳に効果があるって書いてあったよ」と思われるかもしれないですね。

どう転じてもアロマオイルは日本国内においてあくまで「雑貨」なので医療用医薬品のように効能効果を謳うことはできません。なのでデータを示さずに「効果ありますよ!」と言っているwebサイトなどがあれば気軽に信じないほうがいいです。

とはいえ、「咳」に対してアロマオイルを使うことができないわけではありません。
何を言っているかわからないと思うので↓で解説します。

呼吸器系症状に対するアロマテラピーの考え方|僕もこうして使っている

アロマオイル(精油)は元々植物から抽出されるものであり、生存のために利用されてきた成分が含まれています。そのひとつが「抗菌作用」です。これは植物が外部の病原菌から身を守るために進化の過程で培われてきたものですね。

精油の抗菌作用に関してはさまざまな論文においてすでに実証されており、空気中の病原菌を殺菌できます。

参考:精油(ティートリーとラベンダー)の抗菌効果の検討

 

咳などの呼吸器に関わる症状はさまざまな原因があり、慢性疾患なのか感染なのかで対応は大きく変わります。

さきほど言った「アロマオイルは咳に有用ではない」というのは「鎮咳作用」を示すデータがないだけで、感染からくる咳が起こる前に対策することができます。

【まとめ】風邪をひきやすい季節は精油を使ってみる

以上で咳に対してアロマテラピーが使えるか検証してきました。

抗菌作用がある具体的な精油は

  • ラベンダー
  • ティーツリー
  • ペパーミント

などがあります。

ディフューザーで空気中に拡散して冬場は過ごすのがおすすめです。

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