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【簡単】動画のカラーグレーディング3つの手順|撮影からカラグレまで

記事のテーマ

動画編集における色調整の方法をお伝えします。

基礎から応用テクニックまでまとめており、編集ソフトに左右されないように体系的に解説します。

▼記事の内容

  • 1.【簡単】動画のカラーグレーディング3つの手順
  • 2.カラーコレクションの手順|真の色に近づける
  • 3.カラーグレーディングの手順|世界観を作り上げる
  • 4.LUTを活用する

この記事を書いている僕は動画編集歴5年。フリーランスとして映像制作をしています。

では早速見てみましょう。

 

【簡単】動画のカラーグレーディング3つの手順

【簡単】動画のカラーグレーディング3つの手順

適切なカラーグレーディングは以下の手順で行います。

  • その① 撮影時の設定
  • その② カラーコレクション
  • その③ カラーグレーディング

それぞれの概要を少し説明します。

その① 撮影時の設定

通常の撮影の場合は髪の毛でいうと黒染めしている状態。もう後から色を付け足しにくくなってきます。そこで撮影時はカメラの設定から【Log撮影】を選択しましょう。

https://start-meet.club/columns/2020/03/2706/

Log撮影はブリーチして色を抜いているので色調整がしやすくなっています。

Log撮影はISOの値が高くなってしまうのが欠点。あとで色をいじりやすいですね。

その② カラーコレクション

編集画面例

編集画面例

Premiere Proの場合「Lumetri カラー」という場所で設定できます。

適正な色に調整する作業となり、Log撮影で抜いた色を見ている色に戻します。

その③ カラーグレーディング

色をオリジナルで作る作業です。世界観を作り上げる工程となります。

 

では↓で具体的な操作を深堀りします。

カラーコレクションの手順|真の色に近づける

カラーグレーディング

まずはカラーコレクションからスタートします。

色温度の調節

色温度の調節

寒色を加えた例

色温度は【寒色】【暖色】で大まかに全体色を統一する値です。

寒色よりになると全体的に青みがかった色彩になる感じです。

青みが強いな、と思った場合は赤みを足すなどするといいですね。

明度の調節

基本的に色の階調というのは「シャドウ」「ミドル」「ハイライト」の3つに大別されます。(Premiere Proの場合は黒レベル、白レベルもあります。それぞれ黒、白を純粋な色に近づける目的で存在します)

編集ソフトにはスコープという色の波形が視覚的にわかる機能が搭載されているので、波形が上下いっぱいに広がるように調節しましょう

スコープの活用

コントラスト

コントラストは明るい部分と暗い部分の絶対値を上げることになります。スコープを見てもわからないかもしれないので実際のプレビューを見ながらちょうどいいところまで加減します。

キリッとした映像にしたい場合はコントラストを上げてみましょう。

 

カラーグレーディングの手順|世界観を作り上げる

カラーコレクションが完了したあとにカラーグレーディングに進んでください。

色相の調整|個別色の変化

青を水色よりに調節

カラーの調節ができるタブで【色相vs色相】という設定から個々の色の色相を調節します。

例えば、青→水色にすることで強い色が淡くなって全体印象を変えることになります。

トーンカーブ|細かな階調の調節

カラーコレクションの際に明度の調節を行いましたが、トーンカーブと言われる線を使ってさらに細かな調節を行うことができます。

S字カーブとフィルム調仕上げ

S字カーブ

この線をS字カーブにすることでキレイにコントラストを出すことができます。

 

フィルム調

シャドウ側の末端を微増させることで淡い雰囲気となってレトロ感が出る設定になります。

カラーホイール||階調ごとの変化

階調ごとに色味を付け足すことができます。シャドウに青、ハイライトにオレンジを足すのがメジャーですが他にもいろいろ試すと独自の世界観を作り出せるでしょう。

LUTを活用する

毎回色味を調整するのは面倒、という場合はLUTを使うと便利です。

LUTはデフォルトで色味をカスタマイズしているファイルでして、LUTを動画に当てることで好きな世界観を簡単に再現できるので手間をかけたくない場合は試してみましょう。。

LUTを手に入れることができるサイトはいくつかありますが僕が活用しているのは「MotionArray」です。月額制で使い放題なので気になる方はチェックしてみてください。

CATEGORY-映像

SUNAGA KENTA

1991年生まれ。都内在住のフリーランス。熱狂したことについて発信中。