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動と静の中間。DUCT COFFEE LAB

動と静、その中間点のような街にて。

建物を縫うように流れる川、電車にそよぐ木々。新しくも古くもある中目黒から坂をいくつか登っていくと、代官山へと続いた少し静かな通りへたどり着きます。赤や緑が点在していたところから青く見える土地にうつろうまでに、街の様相が変わっていくのが見て取れました。

もっと先に進むと深い青が待っているのだろうけど、中間だからこそ出せる色がある。その不思議な感覚を体現してくれているカフェを訪れます。

動と静の中間。DUCT COFFEE LAB

中目黒から出て大きな交差点を過ぎたあたりに大きな窓から通りを見渡した一軒のカフェ。車や人通りがちょうどよく流れる分岐点で木陰から見守るようにこちらを見ています。

代官山に位置する「DUCT COFFEE LAB」は席数は多くないものの、ゆっくり腰を落ち着けて作業をしたり、ぼーっと外を眺めて一息つくにはうってつけの安心感があります。

少し薄暗い店内でまっすぐ目につくのは青く浮き上がったネオンサインと壁面いっぱいに描かれたウォールアート。定期的に上書きしているのか、ネットで下見した絵とは違うものでしたが、大胆に君臨した象徴的なアートにしばらく見入ってしまいました。

カフェラテを一杯。

「DUCT ラテ」といわれるカフェラテを注文すると、こちらもきれいなラテアートで気分が踊ります。数々のラテアート大会で受賞歴のあるバリスタが在籍しているのだとか。今回サーブしてくれたのがそのバリスタの方かはわからなかったですが、自分でもこんな素敵なアートを作れるようになりたいものです。

街を見渡す大きなカウンター席

通りからこちらを見ていた大きな窓の内にはこれもまた大きなカウンター。奥行きがあってスペースを取れるため、PCやノートを置いてもまだおつりがくるくらい広いので作業にはもってこいです。

街を彩るキャンパスがあった。

街にはそれぞれ色がある。言葉にはできないかもしれないけど長くそこにあるものだからこそ、住む人や時代によって決定的な色がある。

2つの街にまたがるカフェは、どちらにも染められる大きなキャンパスをもって客を迎えていた。

CATEGORY-カフェ

SUNAGA KENTA

1991年生まれ。都内在住のフリーランス。熱狂したことについて発信中。